(Smart Times) 機械翻訳、時期が来た:2019年6月19日 日経産業新聞https://www.nikkei.com/article/DGKKZO46254580Y9A610C1XY0000/
- 大阪大学教授栄藤稔さんは大阪大学でみらい翻訳という会社の社長も兼務
- 2028年までに英語が話せないことがハンデにならないよう機械で代替できるようになることを目指している
- みらい翻訳の機械翻訳の性能がTOEIC960点相当の日本人ビジネスマンの翻訳能力を超えたと発表
- 米中の巨大ITグローバル企業が扱わないローカルデータに勝機を見出している。例えば医療現場の会話や知財交渉の記録などだ。データが局所的に偏在しているところに日本企業の商機がある。
- 数年前までの「あんなもの使えない」から「それなしには生活できない」に変わろうとしている。
- 今後、直訳だけでなく、意訳ができるよう研究を進める
四季報オンラインで翻訳と叩くと39件該当します。会社数では14社該当します。
ただ、翻訳といっても専門分野の翻訳を手がけるところと機械で行う事業を行う所に分かれており、機械だけで収益を上げようとしている会社とみられるところの代表格は6182ロゼッタです。
また、検索では引っかかりませんでしたが、ポケトークがヒット中の4344ソースネクストも該当します
では、この2社をPER、PEGで見てみます
4344ソースネクスト
2020.3 売上201億円、営業利益16億円、一株益8.2円
2021.3 売上230億円、営業利益18.5億円、一株益9.5円
株価は409円なのでPERは43倍、営業利益成長率は15%、なのでPEGは2.8倍程度です。
6182ロゼッタ
2020.2売上39.5億円、営業利益4.4億円、一株益31.1円
2021.2売上50億円、営業利益5.7億円、一株益40.8円
株価は3890円なのでPERは95倍、営業利益成長率は29%なのでPEGは3.3倍程度です。
期待はできる業界ですが、ちょっとPEGが高いです。
私個人はPERはあまり見なくて、PEGが低いならいいと思っているのですが、2倍超えたら売りを考えます。
引き続き注目の業界に間違いはないですが、株価が調整するか、営業利益成長率が上昇するかを暫く待ちたいと思います。
記事にあるように、数年前は使えないから、最近は無くてはならないに変わりつつあるとあるので、ここ数年以内にブレイクする瞬間があると思います。
その時こそ買いたいと思います。