積立投資における投資信託の選び方⑥バランスファンド編C

②先進国株式70%先進国債券30%比較

  • DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)
  • 三井住友・DC年金バランス70

パフォーマンス比較

3年比較で見るとトータルリターンに大きな差はないですね、強いて言うならDCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)がやや優勢です。

手数料比較

どちらも低いのですが比べるとDCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)が低いのでこちらが残ります。

よって②先進国株式70%先進国債券30%比較ではDCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)が候補として残ります。あとは類似商品と同様の比較を行います。

②の類似 新興国入り、株債券比率はほぼ同じ

  • ハッピーエイジング・ファンド30

②類似 株債券比率がかなり近い

  • のむらっぷ・ファンド(積極型)

パフォーマンス

のむらっぷ・ファンド(積極型)が1番3年リターンでは好調ですね。

手数料比較

ここではDCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)がダントツでトップです。これは他のファンドがアクティブ運用な事が大きいです。

さて、今回もDCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)とのむらっぷ・ファンド(積極型)の一騎打ちです、しかもパッシブとアクティブの違い、ベンチマークも少し違います。悩ましいのですが、パフォーマンスの3年の違いが年率0.42%、信託報酬の違いが1.364%となっていて、今後長期の積立を考えるならばより差が大きい信託報酬の差を採用してDCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)を候補として残したいと考えます。

③先進国株式50%先進国債券50%

  • ダイワ・ライフ・バランス50
  • DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)
  • 三井住友・DC年金バランス50

パフォーマンス

ここではトータルリターン3年で1番優位なのがDCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)です。

手数料比較

手数料は皆低いのですが、DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)が最も低いのでこちらが残ります。

となると、どちらの項目でも勝利したDCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)が候補として残ります。

③類似 新興国入り、株式債券比率近い

  • 世界経済インデックスファンド
  • ハッピーエイジング・ファンド40

ではDCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)を類似の商品と比較します。

パフォーマンス

世界経済インデックスファンドがかなり他を引き離しています。

手数料比較

DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)が1番低いです。

ではここでDCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)と世界経済インデックスファンドのどちらを残すかですが、3年間の年率パフォーマンスの差分が1.21%、信託報酬の年間の差額が0.396%なのでパフォーマンスが上回っています。よってここの項目では世界経済インデックスファンドを候補に残します

では、次回も比較を進めていきます。