女性企業家紹介(日経産業新聞より)

フェムテック 女性企業家立つ 頭痛、不妊…悩みに寄り添う 漢方薬LINEで気軽に 2019年6月27日(日経産業新聞)

  1. 女性ならではの視点を持って女性が起業する会社を「女性(female)」とテクノロジーを掛け合わせて「フェムテック」という
  2. わたし漢方(東京渋谷)は薬剤師の水沼未雅氏(33)が2017年に起業、水沼氏は東大の薬学系研究科で博士号を取得し、製薬メーカーで働いたりコンサルティング会社で働く中で体調を崩したときにたまたま飲んだ漢方が非常に効いて興味を持つ。「女性が体の悩みを気軽に相談できて漢方薬を安く購入できるようになれば、多くの人が救われる」との思いでLINEで70-80項目の相談に応じて症状に合った漢方を受け取れるサービスを開始して2000人以上が登録している
  3. アユワ(東京・港)を起業した渡部雪絵社長(39)は新規事業として使い捨て布ナプキン「amiee(アミー)」を開発、妊娠時に当時勤務していた会社の契約を更新されないつらい経験を経て「起業すれば時間や勤務場所の自由度が高まる」と思い立ち、現在の会社を15年前に立ち上げた
  4. 藤井香那社長(24)は当初IT事業の会社に就職し、関連会社を任された上で自身での企業意欲からトリコ(同・渋谷)という女性の肌の状態を改善するサプリメントの定期購入サービス「FUJIMI(フジミ)」を3月に開始、何を飲んでよいかわからない疑問を解決するサービスを提供している

感想

フェムテックという言葉は恥ずかしながら知りませんでした。

しかし、3つの会社とも女性がよく抱える悩みを解決することで起業にいたってます。これは男性から見ると余り興味がない分野で理解ができない分野かもしれません。女性が女性のことを考えて助ける企業はこれからも多く出ると思いますし、もっともっと活性化するといいと思います。

一方で漢方のサービスですが、漢方薬はネット通販が可能な「第2類医薬品」だそうです。これ、漢方に限らず普及させてほしいです。

先日日経新聞に近所のかかりつけ医を定額でかかれるようにしようと検討していることが出てましたが、実現には医師会の反対があって難しいようです。

また、近所のかかりつけ医を定額にしたところで医者の評判や腕は千差万別で、患者目線で評価できるサイトやアプリを普及させ、患者が個別に契約できるようになったほうがいいように思えました。

風邪などの軽い症状ならばわざわざ勤務時間を削って病院でほかの症状の患者と一緒に待つ必要もなく、同じように薬を配達してほしいなと思いました。

LINEと宅配、これが医学にも普及して、待ち時間の解消にもつながればよいと思います。