中古マンション市況

中古住宅取引データ整備 2019年9月11日日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGKKZO49647880Q9A910C1MM8000/

  1. 政府の統計では、中古住宅は5年ごとに実施する「住宅・土地統計調査」しかない
  2. 中古住宅比率は1990年に5.5%、2013年に15%、今はもっと比率が上昇している

【きょうのことば】中古住宅市場 首都圏マンション中心に拡大:日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGKKZO49635150Q9A910C1EA2000/

  1. 首都圏のマンションで中古取引が活発
  2. 不動産経済研究所と東日本レインズのデータによれば、18年に新築供給戸数が3万7132戸だったのに対して、中古成約件数は3万7217戸とわずかに上回っている
  3. 上回るのは3年連続
  4. 欧米では7-8割が中古物件

感想

今まで中古住宅に関する統計がほとんど国に無かったのが驚きでした。戦後復興で国民に新築神話を流し、消費を促す上で中古を気にする必要が無かったと思われます。ただ、最近の新築物件が高止まりしたりしている状況から比較的手が届きやすい中古に皆が動いています。

私の住んでいる兵庫県でもマンションブームで新築の億ションが登場していて、近所の中古マンションも高止まりしています。

日本だと47年の耐用年数も影響していると思われます。古すぎると減価償却も取りにくく、建て直す話になる事も多いです。

ただ、価格は?というと最近は新築の高いマンションが沢山話題ですが、中古を見ると落ち着いています。

東京カンテイのホームページに価格推移があり、見てみると首都圏は2019年7月で70平方のマンション平均が3684万円ですが、この数字はここ3年近く一定です、2016年7月が3494万円です。アベノミクス初期の2013年1月は2801万なので2割上昇ではあります。

また、近畿圏は2355万円で2016年7月は2050万円、2013年1月が1796万円でこちらは約3割上昇です。安さから関東からも買いに来ている話もあります。

マンション購入ですが、新築も良いですが、中古購入&リフォームも1つの選択肢だと思います。