家電については以下のようでした
- 家電
- 高機能スマホ好調
- オリンピックイヤーでテレビ需要
- 海外大手との競合懸念
なんとなくテレビがオリンピックと結びつくのはわかるのですが、日本製スマホってそんなに大きい存在感あったかな？と思います。
実際色々見てみても世界ではこんな感じのようです。
2019年Q3スマホ世界シェアTOP10。順位に大きな変化は無し
https://telektlist.com/2019-q3-smartphone-global-share/
こうしてみると日本勢が存在感が無いのがわかります。
日本国内でもこんな感じです。
2019年7～9月の国内携帯出荷、前年から3.2％減 iPhoneの8.8％減が響く
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191204-00000113-zdn_m-sci
世界3位のアップルが日本では圧倒的首位です、後はシャープ、京セラ、富士通があります。この辺りはチェックしても良さそうです。でも他は？となります。
世界3.8億台の中で日本は700万台位なので2%も無いマーケットです。
中国ファーウェイ、2019年の日本調達額が過去最高の1兆円超え。会長｢日本企業に感謝｣
https://www.businessinsider.jp/post-202875
色々世界的にお騒がせなファーウェイですが、半分日本製とも記事では書いてます、となると日本製の部品メーカーをチェックするのが良さそうです。
オンリーワン技術で日本企業復活～世界のITの陰の主役に
https://news.mynavi.jp/article/reiwa-2/
この中で先程チェック候補の京セラ、ソニー、シャープがあります、なのでここにある12銘柄を四季報で見ていくと良さそうなので調べていきます。
- 時価総額 5324億円
- 売上高伸率、前期実績、横ばい、今期予想横ばい予想
- 営業利益伸率、前期実績、31%減益、今期予想、4%減益予想
- 配当利回り 1.65%
- PER 15.5倍
- PEG は計算3期中2期で減益なため計算せず
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売上横ばい、減益なのでちょっと厳しいです。ここからスマホ向けカメラの部材が伸びる予定なので来年にかけてはいいかもしれませんが、自動車関連も大きいので今すぐ買う必要はないかもしれません。
- 時価総額 27475億円
- 売上高伸率、前期実績、10%増、今期予想3%増予想
- 営業利益伸率、前期実績、1%減益、今期予想、43%増益予想
- 配当利回り 2.2%
- PER 19.1倍予想
- PEG 前期〜今期〜来期予想平均値 減益は0カウント PER19.1倍予想、3期増益平均18%予想〜1倍程度
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5G関連銘柄筆頭格でもあります。売上が伸び続けているのと利益の回復傾向からみるとまだ期待して良いと思います。
目標としては2017年の8345円かな？と思います。
- 時価総額 9062億円
- 売上高伸率、前期実績、横ばい、今期予想13%増予想
- 営業利益伸率、前期実績、9%減益、今期予想、7%減益予想
- 配当利回り 1.32%
- PER 14.2倍予想
- PEG 計算期間3期中2期で営業減益なため計算せず
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増収減益なのが今期予想です。この会社の場合指標があまり役に立ちません、今買うかと言われると自動車関連は中国やインドの減速が気になるので様子を見たいです。
ただ、減益でも増収なのは素晴らしいので、来期が増収増益予想なので実績が出てきたところで再考したいと思います。
- 時価総額 41386億円
- 売上高伸率、前期実績、14%増、今期予想4%減予想
- 営業利益伸率、前期実績、60%増益、今期予想、13%減益予想
- 配当利回り 1.53%
- PER 21.8倍予想
- PEG 前期〜今期〜来期予想平均値 減益は0カウント PER21.8倍予想、3期増益平均22%予想〜1倍程度
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大型株なのでPEG？と思いますが、1倍程度で割高感は無いです。足下減益でも来年にかけてのスマホ需要等を見込んで株価堅調です。
平均単価を上げる計画もあり、業績の回復は固く見えます。PERが高いなぁと思いますが、無視できない銘柄です。
- 時価総額 49118億円
- 売上高伸率、前期実績、若干増、今期予想9%増収予想
- 営業利益伸率、前期実績、18%減益、今期予想、9%増益予想
- 配当利回り 0.7%
- PER 37.3倍予想
- PEG 前期〜今期〜来期予想平均値 減益は0カウント PER37.3倍予想、3期増益平均7%予想〜5倍程度
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株価も高いし、PERも高いです、指標上で買えるかと言われると難しいです。
ここは永守さんのカリスマ部分がかなりあります、私としては様子を見ながら大幅に下落した局面があれば改めて考えたいと思います。
- 時価総額 9827億円
- 売上高伸率、前期実績6%減、今期予想6%減予想
- 営業利益伸率、前期実績、26%減益、今期予想、23%%減益予想
- 配当利回り 3.23%
- PER 17.7倍予想
- PEG は減益続きで計算せず
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ここ2年間は減収減益で買うにも買えない状況でした、まだ今期まで厳しいのですぐに上がるイメージは描きづらいです。ただ、配当利回り3%を超え、業績も落ち込みが落ち着いたようにも思えます。株価は正直で、4割以上下落しているので現在の株価は業績悪化を織り込んでいると思います。
回復にはまだ時間がかかりそうですが、配当を取りながらじっくり保有するには悪くない印象です。
- 時価総額 23740億円
- 売上高伸率、前期実績、横ばい、今期予想4%減収予想
- 営業利益伸率、前期実績、8%増益、今期予想、27%減益予想
- 配当利回り 3.1%
- PER 10.8倍予想
- PEG 計算せず
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定期的に構造改革と言っては利益が成長していない印象があります。中国の影響がこれからも足を引っ張りそうですぐに回復する印象がない状況です。ただ、株価を見れば高値から半値程度で配当3%以上なのでこちらも配当を取りながらじっくり保有する方法がいいかと思われます。
- 時価総額 10076億円
- 売上高伸率、前期実績横ばい、今期予想8%減予想
- 営業利益伸率、前期実績、4%減益、今期予想、半減予想
- 配当利回り 1.64%
- PER 41.2倍予想
- PEG 計算せず
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うーむと思ってしまう決算が続いています、やはり中国の影響が大きくでている様子です。株価もそれなりには調整していますがまだここは業績の回復役がどれなのかを見極めた方がいいように思えます。
- 時価総額 9097億円
- 売上高伸率、前期実績、横ばい、今期予想4%増収予想
- 営業利益伸率、前期実績、6%減益、今期予想、2%増益予想
- 配当利回り 1.18%
- PER 12.8倍予想
- PEG 前期〜今期〜来期予想平均値 減益は0カウント PER12.8倍予想、3期増益平均6%予想〜2倍程度
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四季報予想だと苦しい時期を乗り切って来期は増益予想、PERも低いし悪くない印象です。ただ、中国の景気動向が不透明なのと高級機種に切り替えてすぐに売れて利益が改善するかというとまだ未知数です。なのでここは様子見で行きたいと思います。
- 時価総額 85409億円
- 売上高伸率、前期実績、横ばい、今期予想3%減収予想
- 営業利益伸率、前期実績、21%増益、今期予想、6%増益予想
- 配当利回り 0.52%
- PER 14.7倍予想
- PEG 前期〜今期〜来期予想平均値 減益は0カウント PER14.7倍予想、3期増益平均9%予想〜1.6倍程度
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半導体事業強化中で、電機メーカーでは1番安心できる業績かもしれません、指標上で割高感はあまりなく、配当が低いのがやや難点ですが、投資対象として面白い印象です。スマホ事業は赤字な様なので今後赤字解消されればこちらも期待できると思います。
- 時価総額 3660億円
- 売上高伸率、前期実績、12%増収、今期予想5%増収予想
- 営業利益伸率、前期実績、75%増益、今期予想、8%増益予想
- 配当利回り 0.78%
- PER 13.6倍予想
- PEG 前期〜今期〜来期予想平均値 減益は0カウント PER13.6倍予想、3期増益平均29%予想〜0.5倍程度
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小型株ながら面白いコメントが目白押しです、スマホ、コンデンサー、5G、IoTなど株に取り上げられそうなコメントが並んでいます。株価にも割高感がないので今後も面白いと思います。
- 時価総額 14565億円
- 売上高伸率、前期実績、8%増収、今期予想横ばい
- 営業利益伸率、前期実績、25%増益、今期予想、10%増益予想
- 配当利回り 1.6%
- PER 16.5倍予想
- PEG 前期〜今期〜来期予想平均値 減益は0カウント PER16.5倍予想、3期増益平均12%予想〜1.4倍程度
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スマホ、5Gとこちらも株価を刺激するコメントが目立ちます。株価にも割高感がないので長期保有に適していると思いました。
まとめ
色々見てきましたが、ここ2年間は電気株は業績が悪く株価も下落気味です、その中でも元気な会社に着目するか、回復が見えてきてそうな会社を購入するといいように感じました。
銘柄としては京セラ、ソニー、太陽誘電、TDKが元気な銘柄で、日東電工、パナソニックは配当利回りで候補です。その他は業績が良くても割高感があったり、もう少し業績回復を見極めたいという印象です。
